第3章 パーイでゲボルゲ 〜激動のパーイ編〜
タイトルでいきなりに第3章と銘打ってしまったが
第1章バンコク編、第2章チェンマイ編、そして第3章はパーイ編という考えである。
いきなりのタイトル変更をお許し頂きたい。
それはさておきパーイには三日間ほどしかいなかったが
なかなか大変な日々であった。(特にお腹が)
その日々を少しずつ書いていきたいと思う。
パーイというのはタイの北部にある町である。
チェンマイよりもさらに北に進むとパーイがある。
美しすぎる町としてタイ人には有名な場所らしい。
タイで良いところある?と聞くと現地人から旅人まで多くの人に紹介された。
そこまで言われたので全く予定になかったが行ってみることにした。
ネットで行き方を調べているとパーイ行きのミニバンに乗って行くらしい。
なかなか険しい道だという。
旧日本軍が山道を登りやすくするためにカーブを多用して作ったらしい。
ネットによると急カーブのオンパレードでかなり車酔いするとのこと。
乗る前に酔い止めを必ず飲んだ方がいいと数多くのブロガー達がブログに書いてくれていた。
塾考した挙句、俺なら大丈夫と結論を下した。
大間違いだった。
酔い止めを飲まずに特攻したところゲボルゲが溢れ出そうだった。
カーブの度に胃がお祭り騒ぎである。
ゲボルゲ君達が騒ぎ立てる。
もうだめだ、吐くか。
大学生の時初めて船釣りをして友達四人と船の側面が
ゲロまみれになるほど吐いたのを思い出した。
最初は馬鹿騒ぎしていた我々だが
終盤は誰よりも静かになっていた。
運良く休憩タイムがあり、トイレでナイアガラの滝を目の前で見ることが出来た。
少し楽になったが今度はお腹が痛くなってきた。
これはまずいもう休憩がない。
勝手にノロウイルス状態だ。
上と下でシーソーゲームである。
いわばゲボルゲのエゴとUNTYのエゴのシーソーゲームである。
ドライバーに到着時間を聞く。
あと1時間かかるとのこと。
到着を待ってたんじゃツラ〜い!!!
勇敢な恋の歌!!