もしも仕事を辞めた無職が世界一周してみたら

無職になった若者が世界中を旅して成長していく過程を見れるだろうブログ。

チェンマイ幻の洞窟寺院ワット・ウモーン 【寺院を訪れる際の注意点】

前日、まさかの営業時間外にワット・ウモーンを訪れてしまい

涙の帰宅になってしまった訳であるが今回は余裕を持って昼前に出発した。

今後、訪れる人に向けて再度記載するが営業時間は8時〜17時である。

くれぐれも歩いて行かないようにお勧めしたい。

 

お勧めしたはいいが私は歩いて行く。

ここが私の悪いところであり、昨日の失敗を糧にしないあたりが成長を感じさせない人間である。

 

昨日と同じく片道2時間の道を再度歩くことにした。

 

歩き初めて30分、なぜこんなにも歩いてるんだ?

そんな疑問が私の脳裏を掠める。

 

初めて通る道ならともかく2回目の光景である。

しかも、お店などが立ち並ぶ道ならいいが永遠に続く道路である。

なんなら歩行者は私しかいない。

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全然、目的地に近づかないグーグルマップを確認し腹が立った私は走りだした。

歩行者ゼロの道をアロハシャツて走っている男はいない。

ドライバーたちもかなり驚いたことであろう。 

 

このまま走りきってやる!絶対に負けない!自分との戦いだ!弱い心に鞭を打つ。

 

テンソウ(タクシーみたいなもの)が1台2台と通り過ぎていく。3台目が後ろから見えた時、私は手を挙げていた。

 

 100円、200円の世界である。もうケチなのは辞めよう。モテないし。

テンソウを使って移動している自分に対して必死に言い訳を作る。

 

車での移動だとあっという間にワット・ウモーンに到着。

初めから使っとけばよかったと軽く後悔した。

 

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入り口

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さすが神秘的な洞窟寺院である。

歩いているだけでもパワーを感じずにはいられない。

スピリチュアル好きな人は是非是非行ってほしい場所である。

しかも、森に囲まれているせいか灼熱の暑さから解放され涼しく感じられるほどである。

 

 スピリチュアルを体に感じ歩いていたらワット・ウモーンの入り口近くにきた。

すると短パン禁止の看板が掲げられている。

周りの観光客も長ズボンを履いている。

そういえばタイの寺院はタンクトップ、短パンはNGが多いという話は聞いていた。

私は思いっきり短パンである。

 

まさかもう一度出直しを食らうのではなかろうかと私は焦りを募らせる。

昨日は営業時間外で入ることができずに今日は短パンで入れないなんて全くもって笑えない。

 

私は短パンを精一杯下げ、

なんなら若干パンツが見えてるくらい下げて歩いた。

なんなら短パンよりこの格好の方が無礼なくらいである。

 

周りからの視線は気にしないことにした。

 

腰パンのおかげなのか、変な人に関わりたくなかったからなのかは分からないが

注意を受けることなく無事この危機を乗り切った。

 

ワット・ウモーンに入るとトゥームレイダーの主人公になった気分である。

暗闇に中にポツリポツリと明かりが着いている。

タイの寺院には数多く足を運んだが自分にとって一番素晴らしいと思える寺院であった。

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怪しげな入り口

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神秘的な通路

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チェンマイを訪れる際は是非行ってみて欲しい。

 

そういえば、今日も朝から何も食べていなかった。

お腹が空いたなぁ。

そう思いながら歩いていると敷地内にこんな仏を見つけた。

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ストイックな仏

 

 

自分の成れの果てを見た気がした。