恋愛マスターが教える恋愛を長続きさせる方法 〜inチェンマイ〜
タイの北部にある都市チェンマイに到着して、少し歩いて見たが本当に雰囲気の良い街である。
物価もバンコクに比べて安く、どこかのんびりとした感じである。
多くのノマドワーカーがチェンマイにはいるらしいがここで暮らしたいと思うのもわかる気がする。
それはそうと皆さんには恋人がいるだろうか?
恋というのはいつか冷めるものである。
どんなに愛した人でも3年経てば冷めるとかなんとか。
しかし、それはあくまでも仮説であって実際にうまくいっているカップルなんかもある。(私は3年以上付き合ったことがないのでそもそもこの仮説すら確かめようがない)
私が思うに付き合っていることに胡座をかいていたら一巻の終わりである。
時に恋愛は舞台のようにキザな演出も必要である。
恋愛マスターである私が断言する。(彼女いない)
その一例を一つお話ししようと思う。
チェンマイの風を浴びながらご飯を食べていると私の前のテーブルに現地の女の子が飲み物を飲みながら携帯を気にしていた。誰かを待っているようだ。
すると携帯が鳴り通話をしだした。(タイ語なので会話はわからない)
しばらくすると一人の青年が電話をしながら笑顔でこちらに向かってくる。
女性もその青年を確認すると満面の笑みで彼に手を振る。彼女の待ち人は彼のようだ。
二人はそれでも通話をやめない。
ついに彼は彼女の向かいの席に座った。
二人は見つめあったまま笑いあった。
なかなかに憎い演出である。二人は恋人同士のようだ。
彼女のいない私からすると、とても腹立たしい光景であることは間違いない。
彼女が出来たら是非やってみよう。
しかし、彼らはまだ通話を止めようとしない。
お互い見つめ合いながら微笑みながら。
おやおや、さすがにこれは頂けない。
これ以上そんなことされると妬みで私が死んでしまう恐れがある。
ここからはあくまで私の憶測だが
彼らの会話を推測するに
「好きだよ」
「私は愛してるわ」
「俺の方が愛してるよ」
「直接言ってよ」
「そんなこと恥ずかしくて言えないよ」
「この意気地なし」
電話を切り、彼女を見つめる。
「愛してるよ」
「わたしも!」
はしゃぐ二人。
沈む私。
全く羨ましいなコンチクショー!
マンネリ化した関係にスパイスを与えることが恋愛を長続きさせるコツかもしれない。
一つ気をつけないといけないことは、
演じている二人は天国でも見せられてる観客は地獄だったりする。