ラオス ルアンパバーンを歩く
時が止まったような街である。
車やバイクも少なく、のんびりとした街。
自然も多い。
満員電車もなければ怒る上司も出来の悪い部下もいない。
風邪も少し良くなったので、
自転車を借りてルアンパバーンを散策する。
1日あれば自転車でも一周できる規模の街である。
自転車で街を駆け抜け、疲れたらカフェで一休み。
この街はカフェが至る所にある。
ポカポカ陽気を感じながらうたた寝なんかもいいかもしれない。
そして壮大なメコン川で心を浄化する。
なぜか何時間でも見ていられる。
夜になるとナイトマーケットが始まる。
買い物や食事をすることで充実した観光ができる。
アルコールを摂取することで夜の街はより艶やかに見えるかもしれない。
お寺ではお祭りがやっていた。
静かな夜の闇にロウソク火がゆらり揺れる。
朝、日が昇る頃に托鉢と呼ばれる仏教行事が行われる。
一握りのご飯を街の人々がお坊さんに渡すのである。
私も眠い目をこすって托鉢に参加した。
何日でも過ごせる。
そんなゆっくりとした時間が流れる街
それがルアンパバーンである。