もしも仕事を辞めた無職が世界一周してみたら

無職になった若者が世界中を旅して成長していく過程を見れるだろうブログ。

変な遊園地へ

金髪の青年と私は食堂で話し込んでいた。

日本語を使うのは久しぶりで

ところどころ言葉が出てこなかったりして怖さを感じた。

 

青年の名前はタケシ。年齢は22歳で今をときめくユーチューバーらしい。

私はまだギリギリテレビっ子世代だったりするので

タケシからYouTubeについての話を色々と聞かせてもらった。

YouTube、めっちゃ面白いなぁとおくらばせながらひしひしと感じた。

それにしても夢と希望に満ちた表情をしている。

一年近く旅をするそうでその間に色々な企画をYouTubeに上げるのだという。 

 

「これから企画の一つで遊園地に行こうと思ってるんだ」とタケシが言う。

「その遊園地ってもしかして変なんで有名なところ⁈」

「そうそう!」

スイティエン公園というホーチミンで有名なテーマパークである。

なかなか面白い世界観を持っているとネットでは話題になっていた。

是非行きたいと思っていたが一人で遊園地に行くのは

孤独に耐えられそうもないので行かない予定だった。

 

「よかったら一緒に行かない⁈」とタケシが誘ってくれた。

「いいの⁇」

出会ってばかりの人といきなり遊園地というのは結構ハードルが高そうだが

人生で大切なことはノリと勢いである。

「行きたい!」と即答する。

「もう一人一緒に旅してる奴もいるけど大丈夫?」

「全然オッケー!」

もう一人とは現地で集合することになった。

この人に関してはもう知らない人である。

知らない人と遊園地とはなかなか経験できないことである。

 

宿からバスなどを使って遊園地に到着するともう一人の青年が待っていた。

名前はテツヤという。

タケシと共に旅をしながらYouTubeをしているらしい。

 

これから遊園地を楽しむための下地作りのため

10分近くの談笑の中で自分の全てを語った。

就活以来となる自己PRを行なった。

 

幸い、タケシもテツヤも良い人で

私と価値観も近かったのですぐに打ち解けることができた。

 

エントランスに着くと二人は早速、カメラを片手に

「はいどうも!」とオープニングを撮り始める。

 

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USJの地球儀的なやつ。巨大な象のモニュメント

 

 

おお!

ユーチューバーがよくやってるオープニングの挨拶だ!と一人で興奮していた。

 

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入口

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なんだこれ

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なぜか大島優子の看板

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園内は驚くほど人がいない。

平日ということを加味しても絶対元が取れていないと心配になってしまう程だった。

これからいざアトラクションに挑む。

 

つづく